就活は社会(科)見学である
初めまして、にゃんです。
3月1日から、就活サイトがオープンしましたね。
プレサイトだとか、インターン向けのもの?はあったようですが、細かい採用情報が解禁されたのがこの日からのようです。ややこしや。
私がしていた頃は確か冬の時期に始まった就活も、なんだかここ数年は時季がバラバラで、就活する方も採活する方も振り回されているんじゃないかな、と思います。
現在私は、就職してから●年が経過しました(一応まだ一桁で足りる)。
私自身は採用等とはまるで関係ない部署なのですが(採用活動なんて言葉自体、全然知らなかったくらい)、今回、合同企業ガイダンスに行く機会をいただきました。
実際会場に行って、就活生たちをみて、あの頃のことをつらつら思い出したので、日記を書こうと思います。
まったく参考にはならないであろうことは先に宣言しておきたいのですが、一言だけ。
就職活動を、就活生のみんなはもっと楽しんでみてくれ!
世は就活氷河期・・・
そもそも、私が就活していたのは、俗にいう就活氷河期のこと。
今は売り手市場らしいですが、もうね、本当に羨ましい。200社受けている、という話も聞くくらい、就活生が苦労していた時代です。
(もちろん内心では「200社とか、それエントリーだけ?社内の説明会は?選考は書類以降のやつはいくつあんの?」と疑ってはいたけどね!)
当時も今も一人当たり何社くらいが平均なのかっていうのは知らないのですが、まぁ今より差し迫っていた人がたくさんいたことは事実だと思います。
そんな中で、私自身はというと、就活サイトでチェックしていたのは全部で36社、書類提出したのも10社程度でした。(合同ガイダンスではもう少しいろいろなところの説明を聞いているとは思うんですが、正確な数がわかるのはこれだけ)
これは別に自慢でもなんでもないです。言うなれば怠慢の方が正しい。
根拠のない自信から「まぁなんとかなるしょ!」と気楽に構えてヘラヘラしていた結果が私です。本当なら大学4年の春~夏位にはもらっていてもおかしくない内定も、ついにいただけたのは12月とかですからね…。結果が出たからいいようなものの、親も相当ハラハラさせましたし、単なるラッキーとしか思えない。(入ってからですが、人事担当にも「ラッキーガール」と呼ばれる位だからね)
言うまでもないですが、良い例ではないです。良い子は真似しちゃだめ!
今になってみれば、もっともっといろんな会社を見て、いろんな選択肢を知ってみるのも良かったかもしれないとも思うのですが、まぁこれはこれで納得している結果なのも確か。
だがしかし。
そもそも、私は就活スタンスからしておかしかった(気がする)。
いろんな会社に行ける=わくわくすること
実際文字にしてみると、何度読み返しても「何寝ぼけたこと言ってんだよこいつ」感がすごいんですが、私の場合は本当に、これなんですよね。
今回合同企業ガイダンスに行ってみて思い出したのも、まさしくこれ。いろんな企業がいろんなものPRしていて、わくわくした。
だってさ、考えてもみてくださいよ。
こんなにいろんな業種の会社(同じ業界じゃなくて、もう全方位だよ)が、自分たちのことをねぇねぇ聞いて聞いて!って言ってくれる機会なんて、そうそう無いと思わない?!
私にとって就活は、知らないお仕事や聞いたこともない企業など、多くを知る機会となりました。
そしてそこで、今までただのいち学生だった私は、初めて社会というものを覗き見たような気がしたんだと思う。
だから私は、就活は社会見学である、と(こっそり)主張する。
いろんな社会人生活を夢想すること
ガイダンスで自社ブースに来てくれた就活生に、説明時間前の世間話がてら「どんな業種に行きたいか、もう決まっていますか?」と人事担当者が聞いていました。
それに対して、大学で専門的に学んだ学生がそれに関わることがしたいと答えた以外は「まだ決めておらず、いろんなところで話を聞いてから決めようと考えている」と回答していました。
うん、大いに結構!
もちろん、こうなりたいっていうビジョンを描くのは大事だと思います。しかし、それ一直線で現実とのギャップに苦しむことになる人もいるわけで…。
最初からこれだ!って選んでしまうのは、正直勿体ない。
「自分は●●になる!」という夢をあまり持たなかった私にとって、いろんな選択肢がおいでおいでしてくれるあの状況は、すっごくわくわくするものだった、というのもあります。※いうても36社やんけ、なんて言わないで!私の元々の選択肢は2つ3つ位なものなんですから!
そして今、そんな選択肢の中から自分で選んだこの結果を、良かったなと思えている。
自分で納得いくように取捨選択した、っていうのがその理由だと思います。実際内定オンリーワンで他の選択肢も何もなかったのは秘密だよ☆
今だけの就職活動を楽しむ!
昨今は、年功序列とか終身雇用もなんだかあやしげだし(とはいえまだまだまだ無くならない気はする)、親世代と違って3年以内の離職・転職率も多い気がする。
(▼でもちらっとこれ見ると、本当に気がするだけかもしれない…。身の回りは想像以上に多いですと言っておく。気になる方はご覧ください。そして解説をお願いしますorz)
しかしですよ。
学生が社会へ飛び込むための就活は、やっぱり、今しかできないことだと思うんですよ。それは転職活動とも違うと思うの。
自分を見つめるのは辛いことかもしれないし、企業研究とかもう本当にめんどくさいし(※個人の感想です)、就活=追い詰められるもの・ストレスフルなもの、っていうのもわかる。親からの「まだ決まらない?」「ここはどう?」「ちゃんとやってるの?」等々思い出すだけでうおぁぁぁぁ!って頭をかきむしりたくなるようなプレッシャーもあるでしょう。(※個人の経験です)
※ちなみに、たまにしか会わないおじさんおばさん方の「そういえばそういう時期だよね。にゃんちゃんはもう決まった?」系のやつも相当ウザいので本当にやめてあげてほしい。決まったら笑顔で報告してやるから黙って待ちやがれ!と内心グーパン食らわせながら何度思ったことか…。
…ごほん、話がそれましたが。
そんな大変な思いもするでしょうが、ぜひ、楽しんで就職活動を乗り切ってほしい。
お気楽社会人からの一言応援メッセージでした。
※まとめで減速したのは単に、木曜日にして千鳥足のせいです。当ブログ?日記?はこんな感じで進めていきますので、どうぞよろしくお願いします!
ラフロイグ2杯目(三次会にしてお一人様)を嗜むにゃんより。
本編書いてる途中で浮かんだけどいれるところがなかったあれやこれやそれ:
- 就活中の学生は、企業にとっては「もしかしたらうちで働いて戦力になってくれるかもしれない」相手。そして、もしも選考に進んでくれなかったとしても「将来お客さまとなってくれるかもしれない」相手。だから基本的にお客さま扱いで、丁寧だし、かなり気を遣われてもいる。
それを「ここ雰囲気いいじゃん」って勘違いしないように!って言ってた人がいたけど、それは本当にそうだと思う。